book:差別と日本人
amazonで買った上記書籍が来たので、早速読んでみた。
ついでにこのエントリを書き換えてみる。
話題の本である。
野中広務と辛淑玉が、共に差別体験を元にして対談をする。
この中に、麻生太郎が被差別部落出身者に対する偏見を顕わにしたところが出てくるので、有名になった。
その該当箇所は本書のだいぶ後ろの方であったが、野中さんは新聞記者からの手紙で、麻生太郎が大勇会の会合で「野中やらAやらBは部落の人間だ。だからあんなのが総理になってどうするんだい。ワッハッハッハ」と笑っていたという話を聞かされる。
これを聞いた野中さんは、その場にいた亀井久興氏に確認し、「残念ながらそのとおりでした」という答えをもらっているというのである。
ちなみに野中さん自身、麻生太郎が指摘したA氏B氏が被差別部落出身かどうか知らなかったというのであるから、その手の情報を重要なことだと思い、記憶し、言いふらす人物として麻生太郎が描かれているというわけである。
このほか、使える女性政治家として、土井たか子や大脇雅子、現代では阿部知子、辻本清美と、なぜか社民党議員が多数出てくる。このほかには扇千景や浜四津敏子などもでてくるが。
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