存在意義のないBANK
かつて、日本でつぶれた銀行が二つ、外資の投資ファンドに叩き売りされた。
巨額の税金をつぎ込んで焦げ付き債権は引き取ってやり、しかもそれらの銀行が優良資産だと思って引き継いだ債権も取り立てが難しかったら買い戻してやるという、至れり尽くせりの条件だった。
その上公的資金という名の税金も何千億円もつぎ込んでいるのだが、そうやって「再生」した銀行がなにをやっていたかというと、ハイリスクハイリターンの投資業で、この度の金融危機で見事に失敗したという。
日本郵政のかんぽの宿叩き売りであれだけ目くじら立てて総務相の職まで掛けた鳩山邦夫に鉄槌を下してもらいたいものだ。
そんな銀行は存在意義がないのだから、倒産するならさっさと倒産すればよい。零細な預金者とかには仕方がないから預金保護を講じてあげるにしても、それ以上には、一切税金をつぎ込むべきではない。
倒産して外資にたたき売られた二銀行は、この度合併するということだが、合併してまた博打打ちみたいな生業を継続するというのなら、公的資金を返してからやってほしいものである。
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