univ:大学崩壊第3回は下流大学
大学進学率は20%でいい 「下流大学」に税金投入価値なし
(連載「大学崩壊」第3回/消費社会研究家の三浦展さんに聞く)
中卒後、職業訓練コースと専門教育コースに分けるというのが三浦さんの提案。大学は半分つぶれてもよいそうである。
この方は下記の書物で有名となった人だ。
下流社会というキーワードでは、次のような本もある。
2006年と、かなり前の本だし、金融危機以前とは状況が一変しているのだが、少なくとも光を当てている部分の問題性は、当時より今の方が際だっているということができる。つまり、参考とならなくなったものではないということだ。
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コメント
> 現在の形骸化した高校教育では、何も習得していない生徒が非常に多い。それより専門技術を学んで手に職をつけられるようにしたほうがマシです。
と三浦さんは簡単に言うのですが、「手に職」な専門技術って何なんでしょうか?
投稿: Inoue | 2009/05/04 17:01
形骸化した高校では,情報処理の単位を与えても何も習得してないので,手に職となるプログラミング講座をやっても,やはり習得しないままで変わらんでしょう。
投稿: キメイラ | 2009/05/04 19:59
想像ですが、職業高校のようなイメージか、専門学校のようなイメージではないでしょうか?
投稿: 町村 | 2009/05/04 20:42
学校で職業訓練をしようなんて発想が、そもそも間違ってるのと違いますか?
「下流大学が日本を滅ぼす」のレビュー見たら、匿名の人物からの伝聞ばかりで、まともな取材をしていないという、厳しい批判が多いです。
投稿: Inoue | 2009/05/05 11:43
ここのblogの閲覧者がよく知っているであろう、法科大学院教育って、紛れもない職業教育のはずですが、うまくいってますか?
投稿: Inoue | 2009/05/05 12:20
法科大学院の職業教育は別として、専門学校の職業訓練はそれなりにうまくいっているように思ってますが。簿記会計とかマルチメディアとか、鍼灸とか医療技術とかです。
大学という名を冠するかどうかは別として、やはり学校が教えることでしょう。
投稿: 町村 | 2009/05/05 15:39
簿記は自分で本を読んでも1週間で憶えられます。Officeの操作も、ひととおりでいいなら1週間です。キーボードの練習も含めてね。
鍼灸や医療技術は学校でなければできませんが、それは自習が不可能だかではなくて、学校を出ることが国家試験受験の必要条件になっているからです。
ちなみに、著者が言っている職業教育の例は、マッサージ、あんま、理容美容だそうですが、どれも、有資格者は大過剰で、無資格者よりもさらに低賃金です。
また、自習しようが学校で学ぼうが、個人の選択の範囲内のですが、この著者が言う、
「1人70万円の補助金が出ているから、これを専門学校へ突っ込めば」
というプランは、学校に通う人だけにベネフィットを与える点で、好ましくない。
投稿: Inoue | 2009/05/05 23:11