inlaw:情報ネットワーク・ローレビュー第8巻
これも会員の皆さんには既に配布されているが、ようやくアマゾンでも購入可能となった。
論説の目次を見ると、以下の通り。
通信の秘密の数奇な運命(制定法) (高橋郁夫/林紘一郎/舟橋 信/吉田一雄)
教育目的利用のための著作権制限とフェアユース規定導入の可能性 (井上理穂子)
意匠法の類否判断と感性工学の考察 (高野洋一/中野秀男)
e-サポート裁判の可能性
--民事訴訟の電子化を中心に (上田竹志)
Unsolicited Bulk E-mailの規制と表現の自由
--米国におけるUBEに対する各種の規制に関する判例を題材に (成原 慧)
テキストマイニング技術を用いた判例文書分類・情報抽出
--判例統計作成のために (野中尋史/酒井裕之/増山 繁)
ネットいじめの問題に対する学校の法的権限についての検討
--ネット上から部外者が生徒間の問題に介入したと推定できる事例を通じて
(長谷川元洋/大嶽達哉/大谷 尚)
サイバー法の基礎理論に関する一考察
--レッシグの『コード』およびユビキタス化の動向を踏まえて 村上康二郎)
ユニークな視点からの研究も多いが、元祖権とか言い出すようなトンデモではない。
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