court:法廷で数珠と靴を裁判長に投げつける事件 in Japan
コメント欄でご教示いただいた今井亮一さんのサイトのさらにリンク先。
「事件」が起こったのは、判決のあっけない言い渡しの直後でした。 原告席にいた遺族(お父さん)が、突然立ち上がり、「恥を知れ!」と大声をあげながら、なんと、胸ポケットから取り出した数珠を、裁判官に向かって投げつけたのです。 数珠は中央に座っていた裁判長の額に、かすめるように当たりました。 続いてお父さんは、自分の靴を脱いだかと思うと、再度裁判官に投げつけました。 これは少しのところで外れたのですが、その瞬間、法廷は騒然となりました。
下川事件とはどういう事件か、靴投げのお父さんはその後どうなったかは、上記のブログを見ていただくとして、上記の事件は高裁での判決ということであるから、おそらくは短い審理で控訴棄却となったのであろう。控訴した当事者は、概して不満を覚える。
しかし、ときとして一回の口頭弁論で結審し、一審判決取消という逆転が起こることもある。
控訴審の性格が覆審でも事後審でもない、中途半端さの現れなのだろうが、それだけ可能性は広いということでもある。
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コメント
控訴審は,覆審ではなく続審(民事)か事後審(刑事)というのは,訴訟法を知らない普通の人には心底納得いかないと思います。三審制のイメージだけが先行しているようなので。控訴審のある東京合同庁舎前や名古屋合同庁舎前で「やり直し裁判を求める」「仕切り直しだ」という横断幕や街頭演説を見聞きするにつけ。
投稿: キメイラ | 2009/04/19 06:42