JLFは姫路獨協と成蹊、鹿児島LSが不適合
連日のように法科大学院認証評価結果が発表されているが、日弁連法務研究財団の2008年下半期法科大学院認証評価事業では以下のような結果となった。
岡山大学法科大学院、琉球大学法科大学院、島根大学法科大学院及び青山学院大学法科大学院を当財団の定める法科大学院評価基準に適合していると認定し、姫路獨協大学法科大学院、成蹊大学法科大学院、鹿児島大学法科大学院を適合していないと認定しました。
指摘されているのは、教員不足、入試の問題、そして科目バランスの不適切である。
かくして、JLFは2008年において合計6校の法科大学院を不適合とした。
昨日明らかになったように、大学基準協会は9校を不適合とした。
またその前に明らかになった学位授与機構による認定では2校が不適合とされた。
2008年は、合計17校が不適合とされ、2008年中に審査を受けた44校中、約4割が不適合と判定されたことになる。
ただ、こうした不適合がでるということに慣れてくると、第三者評価機関の適合性判定とは、法科大学院の品質チェックを行っているという意味合いで理解できる。実際、不適合となった場合に設置認可の取り消しにつながるというよりも、不適合とされたポイントについて改善をするというプロセスに当然になるのであり、修正できないような欠陥が有ればともかく、通常は指摘を受けて改善するということになる。
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