Univ:学長に学部が反旗
この学長さん、学長選考に先立つ教職員の「意向投票」で最下位だったにも関わらず、富山県知事ら首長や地元財界人ら学外の委員が半数を占める学長選考会議で20票中11票を得て再選されたという。
これに異議を唱えているのが、6学部ということである。
学長選考過程の歪みと考えるべきか、はたまた時代遅れの学部自治・大学自治にしがみつく教員たちと見るべきか、立場により大きく異なることであろう。
しかし、学長が教職員の意向と関係なく選考されるのだとすると、昨今のねじれ国会を思い出すまでもなく、物事がうまく進まないで最悪の状況に陥ることが予想される。かつてのフランスで現れたコアビタシオンのような、制度的には保障されていないけれども常識的な運営体制というものが必要となる。
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