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2008/12/11

MoJ法務省ちゃんねる

裁判員プロジェクトを六平太がやっている。

しかし、殺意を否認している被告人の殺人未遂事件が二日で終わるかのような幻想を振りまくのはどうかと思う。
案ずるより産むが易しというのも、あまり脳天気にすぎる気がしてならない。

裁判員制度に反対はしないが、裁判という職務が簡単であるかのような、楽にできるかのようなイメージをまき散らすのは、羊頭狗肉というか、不当表示というか、こっちの水は甘いぞと誘い込んで捕まえてしまう誘拐犯のようなやり口ではないか。
裁判所や法務省がやる態度とは思えない。

裁判は大変なことであり、難しい職務であって、簡単なことではない。それを覚悟した上で裁判員を担うべきなのである。

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コメント

裁判所(特に刑事部)は,間もなく始まるこの制度に,てんやわんやです。
さらに被害者参加が広がり,事務処理要領の作成に追われる毎日です。

公判前をしっかりやっていても,『審理3日間』は抵抗があります。

投稿: うに | 2008/12/12 00:16

 簡単ですよ。疑わしきは被告人の利益でバンバン無罪を出せばいい。審理不尽だろうが「証拠厳選」「争点整理(実は限定)」「集中審理」という法律を国会が決めたんだし、最高裁の裁判所規則もそうなんだから。法は不能を強いりません。
 というわけにはいかないでしょうけど、高裁の破棄判決を見ていると一抹の不安が(以下略

投稿: キメイラ | 2008/12/12 19:28

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