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2008/12/26

cinema地球が静止する日はダメダメ

地球が静止する日とかいう映画を見たが、話題作なのにダメダメ。
50年代の映画のリメイクということだが、きちんと扱うべきテーマを無造作につまみ食いしてCG被せただけの代物になった。

だいたい地上エージェントで脱出しないと命も危ない奴が心変わりしただけで人類は助かるのか?

旧約聖書の一部トピックを、これまた切り張りしてパニックものの2時間ドラマに無理矢理仕上げただけだ。
環境の問題やら戦争の問題やら、触れるなら触れるで、少しはドラマに意味がないと。

重い課題が突きつけられたり、なんかやりようはないのか?
脱走者の追跡だって、迫力もリアリティもなし。

ということで、キヌア・リーブスの顔を眺めていれば幸せという人や昔懐かしい話を現代の映像技術で扱ったのをみたいという人にのみお勧め。

いやもう、予告サイトが出来がよかっただけに残念至極。

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コメント

 ウルトラセブン第37話「盗まれたウルトラ・アイ」(監督:鈴木俊継,特技監督:高野宏一,脚本:市川森一,ゲスト:吉田ゆり(現・香野百合),放映:1968年6月16日)と対比させてしまいました。こちらはタダで30分ものなローコスト編な上に,貴重な「怪獣が出てこない重いテーマの名作」だからです。

投稿: キメイラ | 2008/12/27 09:50

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