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2008/11/10

LS卒業生と国家公務員

こころごころというブログ経由で知ったが、
国家公安委員会定例会議でロースクール卒業生の採用について議論があった。

関係箇所を引用すると・・・

官房長から、平成21年4月1日採用候補者の状況について報告があった。
吉田委員より、「公務員制度改革が進行中であり、他方、近年外資系企業の人気が高いとも聞く。もっとも、最近の金融不安を見るとこうした状況に変化もあろうが、他省庁も含め、国家公務員Ⅰ種試験の全体の採用状況はどうか」旨、質問し、官房長から、「申込者数は全体としては減少しており、公務員人気が下がっているようにも見られるが、試験区分でみると『法律区分』はそれほど減っていない。学生の面接では、それほど外資系企業の人気が高いという印象はなかったが、ロースクールへの進学希望者が多いという感じはした。出身校別に見ると、当庁のほか、財務省や経済産業省等では従前同様だが、かなり変化が生じている省もあると聞いている」旨の説明があった。
葛西委員より、「ロースクール卒業者も採用対象になるのか」旨、質問し、長官から、「法学部の場合、多くの優秀な学生がロースクールに進んでいる状況にあり、ロースクール卒業者の中からも優秀な人材は採用したい。警察庁に採用後、人事院の行政官国内研究員の制度により司法研修所に行く仕組みもある」旨の説明があり、同委員から、「仕事ができるか否かの決定的な要因は、達成経験の有無にあると考えるが、挫折経験だけを抱えて仕事に就いても、その後の成長は期待できないように思う。ロースクールは、法曹になるための制度なのに司法試験に合格できないロースクール卒業者が多数生じているようである。このような人々をどう評価すべきか、民間企業でも判断が難しいところである」旨、発言した。

長官はロースクール卒業後、新司法試験合格者を念頭に採用したいとしているのに対し、葛西委員は微妙に新司法試験不合格者の採用を念頭にコメントしているようで、なかなか読む方も微妙な思いに駆られるところだ。

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コメント

ロースクールから真っ直ぐ就職するコースは成立しうるものでしょうかね。

投稿: pede | 2008/11/12 01:12

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