univ:女子大のレーゾンデートル
女子大の存在理由について、熱のこもった良い記事だ。
だがそれだけに、苦悩も浮かび上がる。
しかし、
「男性の役割を女性が果たさなければならず、意思決定に携わる機会が多い」と津田塾大の飯野正子学長。東京女子大の湊晶子学長も「18〜22歳の時に男性が近くにいると、どうしても頼ってしまう。女性しかいない環境なら自然に決断力が身につく」
この情けない存在理由をまだ堂々と口にするとは。
自然な環境ではオトコに頼ってしまうから、オトコのいない環境で育ててリーダー的役割を果たす人がでてくることを期待するなんて、いびつなニュアンスを感じざるを得ない。そのような特殊な温室でしか培養できなかったリーダーシップは、社会に出てから役に立つのだろうか?
社会的にも活躍できる女性は、女子大でなくともリーダーシップを取り得るのではなかろうか?
また、こんな意識の方もおられるらしい。
日本女子大も親子連れが目立った。(中略) 父親(42)は「一人暮らしになるので女子大の方が安心。変な虫もつかなそうだ」。
それは甘いと思うな。サークルは大学内で閉じているとは限らないので、この父親の心配する「変な虫」は確実に寄ってくる。それをどう扱うかは、娘さんの自己責任だ。
それに、女子大だからといってセクハラ親父が先生をしていないという保障はない。
なお、参照文献
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コメント
まあ、偉いさんたちはリーダーシップというようなきれい事を言うから、情けないと突っ込まれるわけで……。
現実には、
共学だったら巧みに男性に押しつけて逃げるような汚れ(?)仕事を嫌でもやるハメになる
効果ではないかと。
投稿: apj | 2008/09/16 21:10