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2008/09/05

LS:適性試験に最低ラインをと中教審部会が案

いわゆる適性試験とは、大学入試センター日弁連法務研究財団がそれぞれ行っている勉強能力試験なのだが、その利用の仕方は各法科大学院に任されていた。

Asahi.com:法科大学院、「適性試験」に最低ライン 中教審部会が案

例えば、基本的に5択の択一式問題が大部分であるから、正答率20%より少ないというのは、ランダムに解答した方がマシという成績である。
しかしそういう人は流石にほとんどおらず、当日熱にうかされてほとんどまともにかけなかったとか、マークミスで全部一列違いにマークしたとか、そういう場合なのではないか?

しかし足キリするとなると、何らかの合理的な理由が必要となるが、特定の得点(例えば300点中100点)というような数字には何らの合理的な理由もない便宜的な数字だ。
倍率で足キリするというのも、受験生数が全定員の2倍以内となっている現在、合理的な意味のある数字は見いだしにくい。

中教審はどのような最低ラインを設定するのか、そのライン設定の理由はなんなのかを、是非見てみたいところである。

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学問・資格」カテゴリの記事

コメント

あえて言えば「理由は判然としないが、審査員の多数決意見で、不適格と判定する」といった事でよいと思う。

現在に小学校以前からの「失敗しないで、多数の正答を出す」という訓練は、結果として「自動回答装置」のような若者を作っていて「じゃ短作文ならチェックできるだろう」とやったら、今度は「短作文の正答の練習をする」といったありさまですから、試験では測れないところがある、とやった方が結果においてマシだと思うのであります。

投稿: 酔うぞ | 2008/09/05 21:57

 LS教員の適性試験というのは、どうでしょう。新司法試験の択一試験で最低ラインに達しない教授・準教授(派遣や非常勤を含む)は自動的に授業禁止にするとかw 旧の択一では酷だから新の択一でよしとして(苦笑

投稿: ハスカップ | 2008/09/06 09:00

>酔うぞさん
しかしですね、判定基準を曖昧にした選抜試験をできるようにするとどうなるかは、大分で明らかになりました。
そこまでいかなくとも、もう試験をする側が試験結果の理由を説明できないような試験は、合理性がないとされてしまうでしょう。

>ハスカップさん
そいつは名案ですね。是非その方向で頑張ってください。

投稿: 町村 | 2008/09/06 10:11

落合さんのブログにコメントしたのですが、先日の勉強会後の懇親会の席上での「法科大学院は・・・」というお話しをしていて「あ、航空学生と同じかな!」と思ったのです。

自衛隊(軍隊)が一番はっきりしていますが、資格(法曹資格に置き換え可能)をえる試験に合格するためには、卒業が必要であるが、それ以前に内部の試験があって、不合格(赤点の累積など色々)で放校になるんですよね。
「この先に進むことは認めない」と。

そうなると、結果としては「非常に多段階のテストをパスした者だけがパイロットになれる」わけです。

ついつい、「一度だけのテストで」と見てしまうのですが、まあ色々なテストをくぐり抜けることが必須で、それまでの経緯は無視して本番だけで突破できればなんでも良い、ということでなければ法曹人の養成としては良いかな、と思うところです。

大学入試がこの逆で、授業を受けることの価値なんてのは全く無視しているから、必修科目履修偽装事件になるわけであります。

投稿: 酔うぞ | 2008/09/06 18:08

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