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2008/08/03

opera蝶々夫人

日本人のやる蝶々夫人を見るのは初めてであった。

La Compagnia Armonica 歌劇「蝶々夫人」
オーケストラはHaruka

2008年8月2日(土)教育文化会館大ホールにて。

たいてい、西欧のオペラ劇団はエキゾチシズム満載でやるので、日本の情景は極めてデフォルメされたものになりがちである。

例えばこれなどは、中国風ということで、日本らしさがないなどと非難されている。

ところが、日本人がやると、逆にあまりに自然な日本らしさで、結婚式には留め袖と振り袖が満載になるし、スズキもゴローもボンゾもそのまま日本人で、逆に違和感を感じるくらいであった。
要するにプッチーニのオペラは、あくまで西洋人の目から見た日本の情景なのであって、日本を素材とした芸術表現であり、日本のそのままの情景を出してしまうと逆にその点が損なわれてしまうのではないかという感じを持った。
例えば、観光用の日本家屋や庭園美に対して、普通の民家ががっかりされてしまうみたいなところだ。

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