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2008/08/26

injunction:暴力団事務所の使用差し止め

asahi.com:道仁会本部事務所の使用差し止め、600人が申請 福岡

福岡県久留米市にある指定暴力団・道仁会の本部事務所によって平穏な生活を営む権利などの「人格権」を侵害されているとして、地元住民ら約600人が25日、道仁会会長らを相手取り、事務所の使用差し止めを求める仮処分を福岡地裁久留米支部に申請した。

このニュースに接して思い出すのは、仮処分による裁判所命令を全く意に介さない対応を貫いたホテルである。

仮処分より右翼が怖いhotel

人の噂も75日などと侮っているのかもしれないが、ブログに書くとすぐに検索して思い出すことができる。
「グランドプリンスホテル新高輪は、日教組の教研集会の予約を受け付けたが、11月になって契約解除を通告した。それで日教組が仮処分を申し立てて、「会場を使用させなければならない」との仮処分決定がでて、保全異議も抗告も却けられた。」

今回の債務者(被申請人)である暴力団も、本部機能を維持しつつ移転を装うとする動きがあると報じられているので、簡単には従わないだろうし、あの衝撃の病院人違い射殺事件(→武雄病院で、「人違い」で患者射殺される参照)を引き起こした加害者が組員にいるくらいだから、債権者やその代理人には危険な事態も予想されるのだが、こうなったらもう司法を通じた安全確保を徹底的に行うしかない。

参考文献等

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