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2008/07/06

LS札幌の法曹界事情

道新紙版7月1日付け「弁護士になれない?」

受け皿なき増員のひずみ
司法試験合格も「就職難」

大見出しが踊っているが、記事の内容は札幌弁護士会の就職説明会でたくさんの就職希望者が来て決まらなかったというとこから始まって、ノキ弁、質の低下、そして合格者3000人の見直しという話である。

ただし、北海道ならではの話になるのが最後の方で、司法過疎の解消はまだであることも指摘されている。
松久三四彦教授は、国や自治体、企業が高度な法律専門家をますます必要としているので、就職問題を弁護士会だけに押しつけず、社会全体が考えるべきだとコメントしている。


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コメント

 道内では、数年前から、大票田の札幌以外の釧路、函館、旭川及びその支部管内でも、新任弁護士用席(無理して採用することを含む)が飽和状態で「来年はどうする?」と言われていました。
 10年前に、釧路の某大先生が後継者難を憂いていたのがウソのようです。

投稿: ハスカップ | 2008/07/07 00:16

後継者難は後継者難で、別途存在するみたいではないですか。

投稿: 町村 | 2008/07/07 07:22

60前後の弁護士にとって,自分の事務所を継いでくれる人がいるかいないかは,大きな関心事だ。利権云々は措いて,自分がこの30年強やってきたことが誰にも承継されずに消えてしまう,とあるとき気付く。それは実に寂しいだろう。本人が優秀だから後継者が見つかる,とは限らないのが世の中だ。(元記事を受けての話だが,今日北大ローで発表されるあることにも関わるので,思い出した。)

投稿: kisslegg | 2008/07/07 08:29

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