« 携帯電話と消費者symposium | トップページ | LS札幌の法曹界事情 »

2008/07/06

fraud:ウナギとエビ、どちらが悪質か?

エビは明らかな詐欺で、悪質商法というには他の悪質商法実施者に失礼なぐらいだ。

他方ウナギは、一応本物のウナギを売っているだけにミートホープよりもマシというところはあるかもしれない。

しかし、昨晩スーパーに行って、茨城産だのと書かれたウナギの蒲焼きを見て思った。

「誰が信じるのか」と。

これでは、せっかく暑い夏が到来しても、屈託なくウナギが食べられないではないか!
国内産と大々的に書かれれば書かれるほど、本当か?という思いが先に立つ。
ウナギ業界の立場に立てば、その風評被害の大きさはあからさまな詐欺といえるエビの比ではなく、冷凍毒餃子がもたらした被害と比べても、ウナギの信用失墜はピンポイントで甚大だ。

ウナギが売れなくなって儲かる業界はどこだと疑いたくなるところであろう。

|

« 携帯電話と消費者symposium | トップページ | LS札幌の法曹界事情 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

ウナギ事件は、なんでこんな面倒なことをやったのか?というところに疑問がありますね。

全く知られていない、危険を冒すメリットがあるように思えます。
例えば、輸入価格が一桁安いとか。

投稿: 酔うぞ | 2008/07/06 10:26

ウナギとは別種の魚を、「ウナギ」として売り始めた時から信じてません。国内でもイール(ヨーロッパウナギ)が養殖場から逃げて野生化していますよね。
なので、個人的には今回の偽装で失墜するほどの信用はもともとなかったような気がします。

投稿: kumakuma1967 | 2008/07/06 11:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: fraud:ウナギとエビ、どちらが悪質か?:

« 携帯電話と消費者symposium | トップページ | LS札幌の法曹界事情 »