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2008/07/16

edu:不正の清算

asahi.com:不正採用取り消し、不合格者を救済へ 大分県教委

「県教委は県警が押収した関連資料が返還され次第、改ざん前の試験結果を分析する。」

期待できるのか、疑問を禁じ得ない。
組織ぐるみでどっぷり縁故採用していた人びとが、その中でトップに座っていた連中で「私は噂も聞いたことがない」と言い放つ者がその地位に有りながら、そういう連中による分析に信頼がおけるのか?

泥棒に盗んだ記録を精査させるようなもので、不正採用が結果的には少なかったとか、不正がなくても採用された/されなかったことに変わりがないというような結果に終わるのは、たいがい想像がつく。

県庁・県知事が信頼に値するかどうかも疑問ではあるが、本来なら県が教育委員会からすべての権限を召し上げて、第三者のみからなる独立調査委員会を構成して調査に当たらせるべきであろう。

教育委員会の独立性などを云々している場合ではない。

それと、この種の悪しき慣習が特殊大分だけで行われていたとは誰も思っていないわけだが、他県の皆さんは、ばれるまで首をすくめて大人しくしているだけなのか?

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