book:市民と憲法訴訟
訴訟関係の検索中に突き当たった本
なんとなくアマゾンの販売戦略に乗っている気もするが、興味を引かれたのが著者による紹介文。
「市民が裁判で救済を求めるとき、何を、いつ、どのように、誰に
対して主張すればよいのか。芦部信喜、時國康夫が構築を試みた憲法訴訟の
手法を見直し、新しい戦略論を提示する。行政訴訟・刑事訴訟における憲法判断
や、沖縄反戦地主・ホームレス・ハンセン病者・在日高齢者など<周縁化>され
た市民、沈黙の自由や死刑制度など刑事手続における市民を分析した、人権訴訟
の実戦的理論書。」
人権というキーワードや、少数派の中でも忘れられがちな人たちに目を向けた本ではないかという感じがして、早速注文した。
他方、ついでながら現在読んでいるのが次の本。
クセジュ文庫が新装版になったことを私は知らなかったが、この本自体は旧装版からある。
フランスは死刑廃止のパイオニアでもあり、この本以外にも読むべき翻訳本が沢山ある。例えばこれ。
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