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2008/06/20

司法修習生blog問題

Asahi.com:司法修習生、取り調べや刑務所の様子ブログに 長崎
世間で騒がれているわけだが、
落合先生の書かれる通りである。

ウェブ、ブログなどのメディアが発達すると、人の口に戸は立てられないという言葉が真実味を持ってくる。守秘義務にチャレンジするのであれば、それなりの覚悟と防護、あるいは独りよがりではない限度と手順を踏まえてやらないと、ただの子供ということになる。

#覚悟というのには、この情報は守秘義務があろうがなかろうが外部に知らしめるべきだとの固い信念を持ち、そのためなら自分が処罰されても地位を失っても構わないという、俗に言う確信犯的状態である。最近の例ではグリーンピースとか。

ともあれ、そのような覚悟等がないまま内部情報を垂れ流して制裁を受ける事例が増えると、せっかくいくつか出てきた裁判官ブログも萎縮してしまうかもしれない。
裁判員の守秘義務も、本来守るべき秘密と公開の場で行われる裁判に関する情報とはきっちり区別されるべきだが、味噌もくそも秘密ということになりかねない。

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