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2008/05/10

spam(か?)裁判所からの電話

東京裁判所から電話がかかり、音声テープのガイドに従って9を押すと外国人女性が色々聞いて来るという不信電話をめぐっては、その目的が不明なまま拡大する様相で、不気味さを増している。

毎日jp:不審電話:「東京裁判所」名乗り…最高裁、対応に苦慮

当初はパスポート番号を聞かれるなど、個人情報収集が目的かと思われたが、連休後の最近の例は「裁判員の説明会をします」「5月12日の調停期日に来てください」などと多様化し、音声テープ後の対応がないまま切れたり音楽が流れたりするものもあるという。

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最高裁は「電話機のボタンを押させるのが狙いだろうか」とも推測するが、真相は不明。裁判所が自動音声の電話をかけることはないため、「すぐに切るようにした方がいいかもしれない」と話している。
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はてさて。かつてダイヤルアップでインターネットにつないでいた時代には、モデムを国際電話につなげるプログラムを実行させる詐欺的手口が流行ったことがあった。

それから類推すると、なんかIP電話で転送を絡めて国際電話料金を詐取するような、そんなプログラムでもあるのであろうか?

しかしながら、裁判所から電話がかかってくると、不信電話ではないかと思われて切られてしまうというのでは、いざ本当の裁判所が電話連絡しようとしても困るのではないか。
弁護士名を騙った振り込め詐欺が流行ったせいで、弁護士さんが仕事で初めての相手に電話をしても信用されない、遺産があるというような電話はますます信用されないという話を思い出す。

裁判所がいきなり普通の家に電話で連絡してくるなんてことは考えにくいだろうが、便利な通信手段が信用されなくなるのは困りものである。

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