中国の裁判所曰く、少年犯罪はinternetのせい
しかし、中身は徐州市の中級人民法院(地裁)が「2001年以降の未成年犯罪者のうち、ネットカフェに行ったことがある者は91.78%、ネットに夢中になった者は46.73%を占める」との調査結果を明らかにし、ネットカフェでは恐喝や暴力沙汰が多く発生するという裁判所の部長に相当する廷長の発言を紹介している。
ここまでだと、高市早苗が大きく頷くのが目に見えるようだが、そんな方々には次の一文も忘れずに読んで欲しい。
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同市雲龍区法院少年法廷の王穎廷長は「未成年のインターネットカフェへの出入りを禁止すれば青少年のインターネットに絡んだ犯罪が根絶できるかというとそうではなく、重要なのは社会全体が力をあわせ青少年にインターネットの正しい認識と合理的な利用を指導していくことだ」と話す。
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ま、ちょっと建前すぎて、しかも裁判所の方の「指導」がどのような内容なのかと不安になったりもするが、日本の有害情報パニックに比べるとなんと真っ当な発想をするのかと、感心してしまう。
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