アナウンサーでもBlog盗用
毎日jp:盗用:男性アナ、他人のブログから--福島中央テレビHP内コラム
一時しのぎ的に、他人の著作物を丸写しして提出することはイケナイことという教育が足りないのかもしれない。
どんなことでも同じだが、自分で調査分析しなければならないタスクに対し、時間がないとか非効率だとかを言い訳にして著作権侵害行為(言い換えると盗作)に手を染めるのは、手痛いしっぺ返しが来て当然だ。
このアナウンサーだけではない。ウィキペディアからコピペして宿題を済ませるとか、本から丸ごと抜き出したりするとか、そうやってやり過ごしていった人が、数ある偽装事件を引き起こしているのではないかと思う。
追記:
落合先生もこの記事を取り上げていて、以下のように書かれている。
「どうしても書けなければ、世の中には、毎日毎日、暇でもないのに性懲りもなくブログを書いているような、書くことが苦にならない人もいるので、そういった人に頼んで書いてもらうなど、方法を考えるべきでしょう。」
でも先生、好きこのんで書いている人も、他人に頼まれて書くんだったら、続かない気がします。仕事だと思った途端に筆は重くなることが多いですし。このアナウンサーも、業務命令で書かされていたのだとすれば、気の毒だなと同情し始めました。
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コメント
う〜ん、やっぱり、広い意味での先行業績というか、他人の文章を読みつつ、それにコメントをつけつつ、自分の見解をまとめていくという訓練をちゃんとするべきなんだと思います。
投稿: さしみのつま | 2008/05/25 20:40
他人の文章を盗んだアナウンサーが悪い事は勿論で、誰も弁護する事はできないが、流行と言うか少し賞味期限の切れた言葉を使えば人間の「品格」と言う面では、盗用された被害者の「中年金融マン ぐっちー」氏の方がはるかに加藤であることに異議を唱える人は居るまい、と想像する。
下記をご覧ください。この文章は 植草一秀氏のブログからの「盗用」ではなくて「引用」です。
>2008年5月25日 (日)
「債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」について
名誉毀損行為はマスメディアだけの問題ではない。インターネット上のブログ等を通じても生じ得る問題である。
私が現在公判係争中の事件に巻き込まれ、警察署に勾留されていた時、
「債権・株・為替・中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」なるブログ
が、事実無根の悪質な記事を掲載していた。
私が事件に巻き込まれたのは2006年9月13日の夜だった。9月14日午後4時25分の記事「植草一秀君-2」にこのような記述がある。
「どうしたもんでしょう??やはり病気だったんでしょうか。こちらで植草擁護論をぶちあげ、東京地方裁判所にて証人に立ったぐっちーとしてはもうマカロニ状態ですな。(みんなにやめとけ、とかいわれたけど・・・)
これから本人に会いに行ってきます。
また、こちらでご報告いたしますが、3回目はさすがにまずいだろうね。私は偽証罪を問われたりするかもしれんの(笑)。」(一部抜粋)
そして、9月15日の午前9時14分の記事に「いかにもな話」と題してこう書いている。
「植草君に会ってきました。
今はあまり詳しくいえないんですが、やはり彼は相当世の中を甘く見ているかもしれない。
何がいいたいかをいうとそういう一連の非合理性の証明が前回の裁判でかなり有効だった・・・・という事実に味を占めてしまった、という感じがしないでもない。つまり片手にかばん、片手にかさ、触れる訳無いじゃん、と供述したというのですよ。これは結構痛い。前回と違い証人が3人(被害者を含めて)。それも全て民間人で・・・ってなことになると嵌められた説はなかなかとれませんよね。で、警察も相当不信感を持って、問い詰めた所「酔って覚えてない」、となったという訳ですから、おい、確信犯かよ、という受け止め方になっていて簡単には離してくれそうにない・・・・というのが現状です。
彼の復帰にほんとに粉骨砕身した人々がたくさんいるんですよ。それをどう受け止めるか、今後の人生に全てをかけて欲しいですね。私はもう長いつきあいなので、まあ、仕方ないですけどね(笑)。最後までお付き合いしましょう、ってな感じでどっぷり疲れて帰って来た、という話。人を信じるってのもパワーがいるんですよ、時に。私の修行だと思ってがんばりますわ・・・」(一部抜粋)
この2つの記事以前、2005年3月23日にも記事「植草一秀君」を掲載している。
「私は彼とは数年間酒を飲んだり、カラオケにいったり、キャバクラにもいったし、ずいぶん仲良くしていました。結構楽しい時間を過ごしたもんです。」(一部抜粋)
このブログの筆者は、現在の所属は知らないが、かつてはABNアムロ証券に勤務していたY・M氏だ。今回の記事ではとりあえず実名を伏せておく。拙著『知られざる真実-勾留地にて-』にも記述したが、恩師として、多方面にわたって指導賜っていた方が、飲食店を経営されていた時期があり、よくその店を訪ねていた。Y・M氏もその店に来ていた結果、何度か話をしたことがあった。恩師の誘いで1度か2度、お酒を飲みに行ったことがあったが、それだけの関係だった。
Y・M氏は私が事件に巻き込まれた9月13日直後の2日間に、上記の捏造記事を掲載した。
2004年の事件に関して、Y・M氏が擁護論をぶちあげたことを私はまったく聞いていないし、東京地方裁判所にて証人に立ったという事実も存在しない。
私が2004年の事件に巻き込まれて以降、このY・M氏と連絡を取ったことは皆無である。もともと親しい付き合いをしていないのだから当然ではあるが。
したがって、2006年9月14日にも当然私はY・M氏と面会していない。その後も、一度も会うことは無論、直接連絡を取ったことも一度もない。
いま、考えると、Y・M氏の活動も、事件発生直後の一連の印象操作の一環であったのかも知れない。長期勾留後に保釈されたのち、Y・M氏のブログが事件発生直後にネット上で大きな影響力を発揮したことを知った。Y・M氏のブログには多くの書き込みがいまも残されている。
筆者は刑事、民事の弁護団と協議し、Y・M氏に対して、ブログにおける虚偽記載の消去と今後、虚偽情報を記載しない確約を求める内容証明郵便を送付した。刑事担当弁護人はY・M氏と面識のある方で、弁護人が電話をいれたところ、電話口ではY・M氏は明確に謝罪したとのことである。
また、多数の週刊誌が私と面識のある人物の証言として、やはり事実無根のコメントを掲載したが、これらのコメントの多数がやはりY・M氏の虚偽の証言によるものと推察されている。
当方は、Y・M氏に誠意ある対応を求めているが、謝罪もなく、ブログ掲載記事は現在も放置されたままである。
このような行為が人権をいかに深く侵害するかを冷静に考えていただきたい。ネット上の情報には極めて有益なものが存在するが、匿名性の高いネット上の情報は取り扱いを一歩誤れば、重大な人権侵害をもたらすことを忘れてならない。
投稿: 福田恒存をやっつける会会長 | 2008/05/28 16:10