avocat:弁護士ゼロの地裁支部管轄区域は解消へ
毎日:弁護士ゼロ地域:解消へ…最後の滋賀で6月に開業 日弁連
1996年4月には、弁護士がいないゼロ地域が47、弁護士が1人だけのワン地域が31あったのに対し、今年4月にはゼロ地域が2、ワン地域は22まで減少し、ゼロ地域の福岡地裁柳川支部管内で今月1日、弁護士が事務所を開き、最後に残った大津地裁長浜支部管内でも6月に弁護士が開業することになった。
今後はゼロワン地域という名称にためらいを感じるが、考えてみるとゼロ地域に弁護士が一人開業すれば、ワン地域になるわけで、22のワン地域は上記開業の結果24に増加することになるのか。
なにやら可哀想な話である。
それはともかくとして、日弁連や司法支援センターが進めてきた司法制度改革の一つの成果であることは間違いない。
たとえそれが無理に無理を重ねた結果だったとしても、無理でなくなるような方向での改良を加えればよいのである。一部に見られるような、そっぽ向いて水差すようなことを言うだけだったり、無理が表出すればそれみたことかと叩き始めるのは見ていて気持ちがよいものではない。
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