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2008/04/18

yasukuni:映画の評価は見てから・・

asahi.com:「駄作」「労作」…右翼系団体の活動家ら「靖国」試写会

同血社の河原博史会長は「個人としては、日本民族に根ざした信仰心を侮辱するものを感じた」としながら、「意義ある会だった。右翼が反社会的というイメージは違う。だれもが(映画を)見もせず抗議するわけでもない。大事なのは表現者同士のガチンコ(勝負)。そういう意味では映画館が屈してしまったのは問題だと思う」と話した。

また、日弁連も一般向けで試写会を開き、見てから評価すべきだといっている。

映画に限らず、表現行為は読んだり見たり聞いたりしてから、批判すべきことは批判する、賞賛すべきことには賞賛するという対応が当たり前である。

その当たり前のことを、映画館が上映中止にするという流通による自粛で圧殺してしまうこと、それが最大の問題なのである。

上記のように、あるいはあの稲田議員のように、公開前に試写会を開いて、それに基づいて評価するというのも結構なことなのだが、我々一般観客は、金を払って映画館で見るのが当たり前である。その上で駄作なら酷評するし、二度といかない、友達にも勧めないし、見る価値ある作品なら何度も言ったりDVDを買ったり人に口コミで勧めたりする。そうした当たり前の情報アクセスが阻害されてしまったのは、公開前に騒ぎ立てた連中のせいである。

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