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2008/02/19

univ:学系・学域・学類・・・

大学の組織が大きく変わりつつある。
数十年前に東京教育大が解体され、筑波に移設されたときに採用された学群・学類方式に似たような名称の、学域または学系と学類との重層構造を採用する大学が、国立大学のみならず私立大学にも現れている。

金沢大学の場合
 2008年4月から「3学域・16学類」へ再編
 学生の所属する教育組織と教員の研究組織は分離
新潟大学の場合
 平成13年度に全学の教員定員の一元化を図り「教育研究院」を発足
 全教員は現行の大学院研究科の組織にほぼ対応した形で学系に所属。学系教授会議とその下の系列教員会議とに分かれる。
 学生は学部教育(9学部)及び大学院教育(7大学院研究科)
福島大学の場合
 学生が教育組織としての「学群・学類」に所属するのに対し、教員は個々の専門にそってより柔軟な研究組織である「学系」で研究活動を展開する。
和洋女子大学の場合
 研究を中心とする「学系」と、学生の教育のための「学群・学類・専修・コース」を、それぞれに組織

2000年度からの改革例
九州大学(法学部・法学研究院・法学府)の場合
 九州大学では2000年度から「研究院」制度を発足させました。本制度は従来の大学院研究科を再編するもので、教員の所属する研究組織である「研究院」と大学院生の所属する教育組織である「学府」とからなります。従来の学部生の所属する教育組織である「学部」はこれまでと同様です。

さらに古典的な参照例
ICU
東大教養学部

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