netなし生活実験
落合ブログ経由で知ったR25の記事「ネットはもちろん、メールも禁止?1週間“ネットなし生活”に挑戦してみた」だが、筆者はどうやら普段通りの仕事をしながらネット断ちに挑んだらしい。
その結果は、弊害につぶされ3日でダウンというもの。
そりゃぁそうであろう。
例えば海外に出かけて、それもネット環境がないところに泊まらされて、1週間ともなれば、音信不通が続いても仕方ないというところはある。
ウェブが見られないのは誠に不満だし、ブログに掲載すべきことが掲載できないまま通り過ぎていくのは、記憶力が乏しい私としては日々の情報を無為にしているような気がしてストレスがたまる。しかしなんといっても日常生活から脱却しているのだから、仕方がない。仕事で出張に行ってネットがないのは不便極まりないが、1週間くらいなら必要な情報をほとんどダウンロードしていくということも一応は可能だ。
しかし、日本で普段通りの仕事をしながら、ネットなし、ウェブなしということになると、職場との連絡も同僚との連絡も家族との連絡もニュースの視聴も新判例・新立法・新行政動向の情報も何もなくなり、本でも読んでろということになる。それだって図書館の検索システムすら使っちゃ駄目となれば、積ん読解消くらいしかやることがないわけだ。
論文書くときも、確かにまだ紙媒体資料の方が多いようだが、その検索はすべてネットだし、依頼原稿なら依頼内容がネットだけのことも多く、どう書くかの確認もできない。
出張だって航空券はほぼすべてネット経由でチケットレスだし、運行状況から急な変更まで携帯経由のネットアクセスにどっぷりつかっている。というか、そもそも出張日程を知ることだって、ネットの向こう側にスケジュール原本がある。
もはや、日常生活的には、ネットなしというのは不便というのを超える困難である。
もしサイバーテロが起こって13ヶ所のルータが壊滅したら、それはそれで昭和の香りのする生活に逆戻りとなるのか、あるいは電話会社やケーブルテレビ会社が中心になって代替ネットワークが何本も立ち上がってくるのか、いずれにしても現在の便利さ・自由さは二度と手に入らないのではないだろうか?
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コメント
水曜日に携帯電話を洗濯してしまったのでその直後からが結構てんやわんやで未だに続いてます。
携帯のアドレス帳の復旧。
これが強烈に大変。
個人で連絡取り合っている人にはメールで「電話番号を教えて」とやりましたが、会社とか店といったある種のメモとして取ってあったのは肝心のどの店を登録していたのかが思い出せないから復旧のしようがない。
高機能(とでもいうしかない)のものはSuicaだけだったがこれはセンターに電話をして手続が必要だった。
細かいものでは着オケをダウンロードし直すとか、思い知らされたのはいかに携帯電話に依存していたのか、であります。
スケジュールなどはPCで管理しているから、以前はPDAで直接シンクロしていたのだが、一度だけPDAのデータを壊して、そのままPCにシンクロしてPCのデータも壊すという冷や汗ものの経験があります。
そんなわけで「過度の集中は避けよう」と思っていてこれですからね、意外なほど依存しているのであります。
投稿: 酔うぞ | 2008/02/24 13:38