« arret:わいせつは形式基準で計れない | トップページ | book:インハウスローヤーの時代 »

2008/02/20

america:欧州駐留米軍は欧州の女性を襲わないらしい

やはりアメリカ軍から見て、日本人は下等生物にしか見えていないのか

毎日jp:発信箱:欧州からみた米兵事件=町田幸彦

怒りを通り越して情けなく悲しくなるが、欧州駐留米軍は現地の女性を襲わないそうである。
---
英国にも駐留米軍約1万人がいる。でも「米兵やその家族による事件など聞いたことがない」と周囲の英国人は言う。
---

またこうも書かれている。
---
欧州最大の駐留米軍(6万8000人)を抱えるドイツで日本のような米兵不祥事がないか、ドイツ在住の友人に尋ねてみた。返事はやはり、「そんな事件は聞いたことない」
---
沖縄の忌まわしい事件のことを欧州の人々に話すと誰もが驚く。そして、「そんなこと私たちの国で起きたら、大変なことになる」と皆、思っている。
---

米軍の軍人がみんなそうだとはいわないが、また今回の逮捕された軍人が有罪かどうかは分からないが、これまで繰り返し米軍人による日本人女性の強姦事件が起きてきたことは事実であり、それは欧州では決して起こらないことのようだ。
このことを日本人としてはどう考えたらよいのか?

ベトナムで米軍が行った残虐行為は、一応は戦争の一環として行われた。
イラク人捕虜に対して米軍人が行った残虐行為も、少なくとも一般人が対象とはなっていなかった。

日本人に対しては、戦争中のどさくさでもなければ捕虜でもない、一般の女性に乱暴を働くのが米軍クオリティなのだが、よその国よりよっぽど見下された存在だったのか、私たちは??

|

« arret:わいせつは形式基準で計れない | トップページ | book:インハウスローヤーの時代 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。いつも興味深く拝読させていただいております。
厚木や横須賀、横田などの基地周辺でも、沖縄で問題になっているほど頻繁にはその種のニュースを聞かないような印象があります(事実認識が誤っていたらすみません)。欧州-日本という傾斜だけでなく、「本土」-沖縄という傾斜も働いているのかもしれない、などと、ふと思いました。

投稿: ぴーこ | 2008/02/20 11:24

地位協定が大きいのかも。

投稿: kisslegg | 2008/02/20 12:02

27 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/02/18(月) 11:20:54 ID:6O6NAmxQ0
米兵の欧州での犯罪
ドイツ・カイゼルクラウンでのレイプ&殺人未遂事件
懲役20年
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=52963&archive=true
イギリス・ハローゲートの十代の女性レイプ事件
懲役12年
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=38042&archive=true
イギリスでの5つのレイプ事件
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=37344&archive=true
ドイツの退役軍人が2人殺人
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=37421&archive=true
軍曹が8歳の女の子をレイプ
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=42181&archive=true
US airman jailed over triple rape
http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/north_yorkshire/5224410.stm
US airman discharged over drugs
http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/suffolk/6572649.stm
http://www.military.com/features/0,15240,142644,00.html
2ちゃんねらーが、ほんの数時間で見つけてきた物ですら、これほどあるのです。丁寧に調べれば、もっと多く見つかるでしょう。
大体に於いて、軍隊と性の問題は古代からの問題です。日本軍は、この問題が広がらないように慰安婦制度を作ったのですけれど、それを否定したサヨク・リベラル派の新聞に、この問題の解決方法は見つけられるのでしょうか。アメリカ軍の撤退と無防備都市で大丈夫と言い出しそうではありますけれど。
そもそも、日本がアメリカと結んでいる地位協定は、日本以外のアメリカ軍が駐留している国とアメリカが結んでいる物よりも大分有利なはずです。平成7 (1995)年の事件が発覚した時に、更に有利に改訂される可能性もあった事も町田氏は知らないのでしょうか。日本側の態度次第では、そうなるはずだったのですけれど、政治的後押しが足りなかったのです。
どうして潰えてしまったのかと云えば、アメリカは日本の検察、警察による取り調べを信用しなかったためです。アメリカからすれば、取り調べ時に弁護士も付かなければ、20日も拘留できてしまう代用監獄制度も、容疑者たるアメリカ国民に適用させるわけには行かなかったのでしょう。
今、サヨク・リベラル派のメディアが盛んに主張している取り調べの可視化と代用監獄廃止に極めて近い主張でした。あの時にアメリカ軍基地反対ばかりでは無く、地位協定改定に必要な事をすべき、と主張していれば流れが変わっていた可能性があったに、と私は思っています。当時の政府は、沖縄の怒りをなだめるためであれば相当な要求でも飲んだと思うからです。
日本の新聞の悪いところだと思うのですけれど、どうして単純な2元論になってしまうのでしょうか。物事の多くは黒か白かでは無く、その間の灰色である事が多いのです。
サヨク・リベラル派は、アメリカ軍基地反対と叫べれば気持ちが良いのかも知れませんけれど、少しでも地位協定を日本に有利にする事を目指した方が建設的だと思います。

投稿: どうなんでしょうか? | 2008/02/28 01:55

情報をありがとうございます。

毎日新聞が、ヨーロッパでは皆無であるかのように書いたのは真っ赤な嘘であることがよく分かりました。

しかし反面、これらの記事が列挙されているほどには事件数があるわけでもないですね。

記事の中身を読んでみれば、見かけほどには多くないことが判明します。

地位協定をめぐる動きは当時新聞で読んだ限りですが、結局地位協定自体の改定はできず、その運用申し合わせのレベルで、重大犯罪の場合はアメリカ軍が身柄引渡の好意的な便宜を図るということで落ち着いたのだと記憶しています。

投稿: 町村 | 2008/02/28 09:18

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: america:欧州駐留米軍は欧州の女性を襲わないらしい:

« arret:わいせつは形式基準で計れない | トップページ | book:インハウスローヤーの時代 »