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2007/12/30

日本のマスコミでは出ないが、暗殺を隠蔽しようとするバキ政府

AFP BBニュース:ブット氏の死をめぐり攻防、タリバンは関与を否定、ブット氏側は射殺を主張

パキスタン政府はブット暗殺の真相を隠そうとしているのだが、日本のマスコミは無邪気にもアルカイダ犯行説を受け入れているようだ。

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パキスタン内務省がブット氏の死因を乗っていた車両のサンルーフに頭部をぶつけたためと発表したことについて、ブット氏の報道官は同日、遺体をきれいにした際に同氏の頭部に弾痕を確認したと述べ、政府が真相を取り繕おうとしていると批判した。
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いわゆる「テロ」との戦いが誰の利益になり、その利益共同体の一翼を担っている軍事独裁政権にどこの国が荷担しているのかを想像してみよう。

関連:ブット元首相の死因をめぐる政府説明、側近は「嘘八百」と否定

「何かあったらムシャラフ大統領の責任」、ブット氏の生前のメール公開される
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ブット氏はメールの中で、「神の望まないことは起きないが、もし何か起こったときは、わたしが10月16日にムシャラフ大統領に送った手紙のなかにある名前に加えて、わたしは大統領の責任を問いたい。わたしは大統領の手先のせいで不安を感じるようになった。私用車に乗り、窓ガラスに遮光シートを張り、妨害機器を使い、四方を警察車両で囲うといったことをせざるを得ない状況は、彼がいなければ起こりえなかった」などと述べていた。
 シーゲル氏は番組内で、ブット氏が政府に警備車両4台など安全確保の措置を要請したが、受け入れられなかったと指摘。ブット氏は問題のメールの送付に際して、もし自身が殺害されるようなことがあったら公開するよう指示していたことを明らかにした。
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