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2007/11/30

politique:生活保護の切り下げ

なんというか、堂々と良くできるなと思われるニュースだ。
asahi.com:舛添厚労相、生活保護引き下げ検討 激変緩和措置導入も

格差社会の是正とかいうのは、先の選挙でどの政党も唱えていたと思ったが、強者と弱者の格差を是正するのではなく、弱者の間の格差を是正することだったのか。

「生活扶助基準に関する検討会」がまとめた報告書で、低所得世帯の消費支出に比べ、生活保護世帯の受給額の方が高くなっていると指摘がされた
    ↓              ↓
(普通の考え方)       (舛添・自民党の考え方)
    ↓              ↓
最低賃金のアップなど、     生活保護費を引き下げて
低所得世帯の収入改善      逆転現象を解消しよう

この手の発想は別のところでも見られた。

私立と国立との学生や親の負担があまりに大きく違う
格差を是正する必要有り
    ↓
 (文部省の考え方)
    ↓
 国立の授業料を値上げして
 格差を解消しよう

補助金の水準を上げて欲しいと願ってきた私立学校関係者は、開いた口がふさがらないまま、その願いを聞き届けられたとの扱いを受けるのだ。
今回も、恩着せがましく激変緩和措置とか言っているところがなんとも言い難い。

カレーライスを注文したところ、金槌が皿に乗ってやってきたようなものである。

これが福田内閣流、格差社会の対応というわけである。

もちろん厳しい財政事情で、ばらまき福祉すればよいというものではない。
しかし「格差社会をなんとかしないと」という問題意識からは、生活保護費を引き下げるというのはおよそ出てこない解決策であろう。

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コメント

 そもそも、生活保護費以下の生活費で暮らしている家庭が、生活保護を受給できていないということが問題なのだから、生活保護水準を切り下げた以上は、全員がその水準の所得を得られるようにしてくれるんでしょうね > 枡添・厚生労働省

投稿: Inoue | 2007/11/30 13:34

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