fax:間抜けな談合
Asahi.com:「談合しましょ」役所にファクス誤送信 宮崎・日南市
宮崎県日南市発注の用紙印刷の指名競争入札で、落札額などが書かれた紙が市役所にファクスで送られ、入札に参加予定だった指名業者が「文書を作って誤って送信した」として、談合の事実をほぼ認めていることがわかった。落札業者、落札額のほか「これ以上の金額で(入札を)お願いします」と業者への注意も記されていた。
勘ぐってみると、スケープゴートとなる業者が有力業者の談合を裏付けるような怪文書をファックス送信して、誤送信だといえば、その業者達を巻き込んで排除できるといえなくもない。そうやってライバルをけ落として、裏で糸を引いていた業者が高く落札すると。
その行為を防ぐには、スケープゴートになった業者が過酷な刑罰を徹底的に科せられて、そのようなスケープゴートが割に合わないと思わせればよい。
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コメント
チェッカーズスピーチという言葉があります。
ニクソンがアイゼンハワーの副大統領候補だったとき、支持者から不正な資金供与を受けたという疑惑に反論して、
「(金はもらってないが)娘がチェッカーズという犬をもらった。かわいがっているので返すつもりはない」
と述べたのです。まるっきり何も不正はないと言い募るよりも、「少しはあった」と言った方が真実味が出ると思ったのでしょう。
国税庁や税務署の調査も同じで、何も不正事実を出さないといつまでも担当者は諦めませんが、少しばかり不正を出して修正申告すると、それで満足して帰ってくれることがあります。
町村先生の「謀略説」も同じようなものじゃないのでしょうか。小悪を白状することで、大悪を見逃してもらうというような。
投稿: Inoue | 2007/11/13 12:36