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2007/11/13

ADR:スポーツ仲裁申立てにJリーグが不同意

Asahi.com:我那覇ドーピング問題 仲裁申し立て、Jは同意せず

静脈注射をしたチームドクターの後藤氏が申し立てたもので、Jリーグは申立人を当事者でないとして仲裁に応じないとしたものである。
申立先は例の日本スポーツ仲裁機構

確かに、上記記事の限りでは、ドーピングで不利益処分を受けた当事者やそのチーム、すなわち我那覇選手や川崎フロンターレが申し立てるのがスジというものだ。
もっとも、チームドクターが自己の責任において行えることの正当性を争う利益もあるように思われる。

また、法律上の争訟とは言い難い内容のようなので、訴訟には乗らないかもしれない。

まあ結局紛争解決のルートでドクターのなし得ることを決めていくのが無理筋なのであって、Jリーグ(あるいは国際サッカー連盟だろうか?)のドーピングルール作りの場で、医師のなしうることを定めていくのが本来のやり方であろう。

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コメント

この件で、結果が出たのに、一方当事者のJ側が不満爆発のようです(紙媒体の日経ではJの姿勢に批判的な記事が出ています)。

川崎、制裁金の返還を要求=Jリーグ「違反あった」と拒否
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008052900975
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080529/1212191826

もともとJリーグは、下記のような理由でCASでの仲裁応じたようですが。
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin02/article.php?storyid=34

仲裁に応じた者の姿勢として、仲裁判断を露骨に批判するのは、専門家の目からみて、ADRの機能としていかがなものなんでしょうか?
Jは真の紛争解決にも協力しないつもりみたいですし、ADRってやっぱり?という憂いもあるのですが。

投稿: 通りすがり | 2008/06/01 01:52

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