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2007/10/02

russian権力から離れられない人のやること

nifty:プーチン露大統領、退任後に首相就任の可能性示唆(ロイター)

「これにはまず2つの条件を整える必要がある。統一ロシアが選挙で勝利し、わたしがチームとして働くために有能で現代的な人物が大統領に選出される必要がある」

ロシア語を日本語に翻訳すると、「私が院政を敷いて従ってもらえる人物を大統領に当選させる必要がある」

韓国などは二代前まで、辞めたら訴追され、山にこもったり懺悔させられたりする世界が待ち受けていたので、辞めるに辞められなかった。他にも、大統領在任中だからこそ塀の中に落ちないですんでいる存在が、アジアにも、その他の地域にも沢山いて、フランスでさえも、首相在任中の犯罪が辞めたとたんに訴追されるという事態を招いている。
辞めるに辞められない元首というのも、ロシアだけの現象ではない。

かといって、無責任に放り出せるクリーンさが望ましいかというと、そういうわけでもない。本人がいみじくも言っていたように、「職責」にしがみつかないというのは困ったものである。「職責」は全うしてもらわねば。

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