FIRE:競売中の家屋に連続放火か?
読売オンライン:宇都宮で競売物件全焼する不審火相次ぐ、6月以降4件目
17日午前3時ごろ、宇都宮市峰4の競売物件の空き家から出火し、木造2階建て住宅約100平方を全焼する不審火があった。
同市内では6〜7月にも、競売物件の住宅が全焼する不審火が3件相次いでおり、栃木県警では、空き家の競売物件を狙った連続放火事件の可能性があるとみて調べている。
怪しげな事件である。
愉快犯が、空き家を探して火を付けているのだというのが一つの見方だが、別に空き家でなくとも放火はできそうだ。
新手の荒っぽい執行妨害であろうか?
競売物件に放火されれば、執行手続は確かに停まってしまうだろう。
他にどんな可能性があるだろうか?
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コメント
わざわざ空き家だけ狙っているとしたら,愉快犯か,競売制度自体に恨みがある(個々の物件ではなく)人では?
もし問題の物件が新聞に載っていたのなら,新聞の一覧を手に,現地に行って,空き家にだけ放火しているという感じか。(現住に放火するのは,法定刑の重い軽い以前に,人が死ぬ可能性があるので,躊躇するのは合理的。もし,個々の物件の競売妨害が目的なら,現在かは気にしても,現住かどうかなんて躊躇しないだろう。)
もし問題の物件が新聞に載っていないのなら,わざわざ裁判所まで行って調べてくるのは相当の根性であり,そこまで根性のある人なら他に楽しみを見つけられそうであり,愉快犯ではなく,競売制度自体に強い恨みがある人の可能性が高そう。
いずれにせよ,個々の被害物件に関連性があるなど特段の事情がない限り,執行妨害の線は薄いのでは?
投稿: kissless | 2007/09/18 09:29
個々の執行とは無関係な人がやったとしても新聞の一覧では空き家かどうか分からないでしょうから、少なくともネットの物件明細くらいは閲覧したんでしょうね。
宇都宮の場合はこちらに一覧があります。
http://www1.jaja.co.jp/utsunomiya-chisai/
これでもまだ空き家かどうかははっきりしないかな。やはり現況調査報告書を裁判所で閲覧しないと。
宇都宮地方で競売制度(または裁判所?)に深い恨みがある人というのは確かにあり得る推論です。
投稿: 町村 | 2007/09/18 10:05