Bankruptcy:倒産予備校の後始末
Asahi.com:明聖の受講生 受け入れ発表 お茶の水ゼミナール
予備校とはいえ、学校の倒産に伴う受講生の契約関係の処理として、モデルとなりうる。
「明聖に受講料を納めた記録などを示せば、入学金や受講料を免除するとしている。」
双方未履行の双務契約として既払い授業料を破産財団から受講生(引受先予備校)に支払われるのであればともかく、引き受ける予備校のメリットはなんであろうか? 受講生との契約が、たとえ当該年度は入学金・授業料を得られなくとも、その後の模試なり実績なりに跳ね返るのでメリットがあるから引き受けるのであろうか?
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コメント
予備校講師と予備校の関係は基本的には時間による契約ですから多少増員しても増えるのは事務処理の費用だけであって、講師費用が新たに加算されるわけではないので、受け入れたとしてもそれほど多額の費用増加ではないと思われます。
あと、冬期講習も残っていますし、高3の場合は直前講習も残っていますし、外部からの講習受講者を受け入れていれば、多少利益は減るにせよ、ある程度カバーが可能だと思われます。
但し、これを書いているモデルにしているのは大手予備校なので、中小の予備校がどうなのかは存じ上げませんが。
投稿: こう | 2007/09/02 04:13
なるほど。そうしてみると、なんとかなるもんですね。
大学とか法科大学院とかだと、設置基準もあるし、無償引受はかなり負担でしょうが。でもまあ、そういう非常時には、クラスサイズが設置基準の標準よりかなりオーバーしても目をつぶってもらえるのかもしれないけど。
投稿: 町村 | 2007/09/02 11:41