avocat:離婚・相続の当番弁護士
asahi.com:離婚や相続問題で「当番弁護士」 全国初、大阪弁護士会
---離婚や相続などをめぐって家庭裁判所で訴訟や調停の当事者になった人を対象に、初回の相談に無料で応じる「家事当番弁護士制度」をスタートさせる。
---弁護士が家裁の調停で当事者の代理人になるケースは夫婦間の問題で約2割、遺産分割で約6割にとどまる。このため大阪弁護士会は、弁護士に依頼しやすい環境を整え、手続きの流れや対処方法を助言しようと検討していた。
家事調停は、本来であれば代理人が不要で話し合いで解決できるという制度設計なのだが、実際は本人だけだと十分交渉を尽くせないおそれがあることは否めない。
その原因は、家庭裁判所の側の態勢にあるのではないか、というときっとそうではないという声が多数寄せられるかも知れず、また実際にも当事者本人に対するガイダンスに一応の努力はしているのだが、家事相談も事実上無くなっていくという方向にある。
それではと、弁護士による当事者支援の方向に向かうのもむべなるかなだ。
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