« conference:競争原理と司法の効率化 | トップページ | News:指名停止は制裁に不向き »

2007/07/22

net-news:海外サーバーの利用は多い?

Asahi.com:わいせつ画像など違法サイトの2割、海外経由 警察庁

違法サイトなどに関する一般からの情報受け付けをしている民間団体「インターネット・ホットラインセンター」(東京)の実績を警察庁がまとめた。同センターの情報受け付けは、警察庁が06年6月から委託。まとめによると、受け付けた違法サイト情報は9439件。うち1994件(21%)の開設場所が海外のサーバーだった

この記事が正しいとすると、逆に違法サイトと判断されるページの8割近くが国内のサーバーということになるので、8割方は国内だけで摘発可能という評価もできるわけだ。

多くの皆さんは無防備に違法サイトを作っているようである。

もっとも、昨年11月末までの半年分の統計では、違法サイトの36%が海外サーバーに蔵置されていたとなっており、このように海外サーバー蔵置の違法情報の割合が減るというのは理解しがたい気がする。

通報する方の意識が変わってきたのか、通報される側の意識が変わってきたのか???

|

« conference:競争原理と司法の効率化 | トップページ | News:指名停止は制裁に不向き »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

通報されたサイトが違法でも何でもないという事だと思いますが。

投稿: 酔うぞ | 2007/07/22 18:00

いや、どちらも違法と判断したサーバーの在りかの話なんですが。

投稿: 町村 | 2007/07/22 18:03

ですから、

サイト側は違法だとしていない
判定した側が違法とした

ですれ違っていると言う意味です。

これだと数がおかしいという説明にはなるし、そもそも違法サイトの判定は簡単だとは言えない。

第一、コンテンツが違法なのかサイトが違法なのか、定義はどうなのか?です。

検索で言葉を引っかけて数を調べたとかだと全く実情と違うこともあり得ますよね。

何を調べたのか判らないだろう、と言う意味なのであります。

投稿: 酔うぞ | 2007/07/22 18:15

国内サーバーの8割というのは、けっきょくのところ、いたちごっこ状態になっているため、通報する→削除する→復活するということで数が増えているのではないですかね?

その割合が増えれば増えるほど、海外の比率は下がるわけで、それほどおかしいようにも思えませんが・・・

投稿: こう | 2007/07/22 18:57

多分サイト側の見解は反映されていないと思いますよ>酔うぞさん。

国内サイトがいたちごっこになって同じ内容が繰り返し問題となるのに、海外サイトは安定しているからカウントが少ないというのは、ありそうですね>こうさん。

投稿: 町村 | 2007/07/22 21:06

吉川誠司・副センター長(笑)になにかの機会に聞いてみるというのはどうでしょうか。

投稿: wati | 2007/07/23 17:59

ホットラインからの通報を無視したからといって、必ずしも摘発されるわけでもないですしね。警察も全部を捜査してるわけじゃないのでは。
女児が自分で裸の画像を投稿しているような携帯向け画像掲示板を検索で見つけていくつか通報したことがありますが、特定のドメインについて半年は優に過ぎているのに放置されているような。国内サーバーで性器が無修正なんで厳密な年齢判定不要のはずだけど。

投稿: 崎山伸夫 | 2007/07/24 13:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: net-news:海外サーバーの利用は多い?:

« conference:競争原理と司法の効率化 | トップページ | News:指名停止は制裁に不向き »