fraud:ニセ学位の調査
いわゆるディグリーミルの蔓延が日本の大学にもあるのかどうか、調べるという。文科省のウェブの中には「ディプロマ(ディグリー)・ミル」問題についてという資料ページも見られる。
もっともこのページの属する国際的な大学の質保証に関する調査研究協力者会議というのはとうに終わっているので、今回の動きとは直接は関係しないようだ。
この4月の「聖心女子大教授がDM博士号 調査委設置 早大元教授も」という事件の流れがようやく調査になったのかもしれない。
真っ先に思い浮かぶのが、イオンド「大学」であろう。
この件については山口貴士弁護士のイオンド大学の学位商法や、紀藤弁護士のブログなどで詳しく、紀藤弁護士は学位商法の典型例としてイオンド大学をあげている。
このほか、グーグルに広告を載せているオンライン学位取得代行センターなるところもある。
グーグル八分にも関係してくる問題だが、グーグルではDM学位でまとまって出てくる。
| 固定リンク
「学問・資格」カテゴリの記事
- 司法制度論Iの授業準備(1) 司法の独立(#成城大学 法学部)(2021.04.05)
- Book:オンラインでもアイスブレイク!(2021.03.31)
- Book:大学はどこまで「公平」であるべきか(2021.02.20)
- 京都造形芸術大学の公開講座「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」に賠償命令(2020.12.05)
- 2020日米法学会シンポ・#民事裁判のIT化(2020.10.17)
コメント
イオンド大学
グロービートジャパン
ラーメン花月
平和神軍
と繋がっていて、名誉毀損事件・刑事裁判が進行中であります。
http://es.geocities.com/dempauyo/
これもずいぶん長いつき合いですが、ようやくニセ学位問題が普通の記事になるというのは時代の変化を感じます。
投稿: 酔うぞ | 2007/07/23 12:31