trial:南京市中級人民法院
南京訪問中、外国人の場合は面倒な手続が必要だという法廷傍聴をすることができた。
事件は証人同士の債務不履行事件のようで、外国為替の変動が絡んでいた。
中級人民法院の建物は南京大学のすぐ裏手にある高層ビルで、9時前の入り口には訴訟関係人が沢山並んでいた。ここでも東京地裁と同様に、機械によるセキュリティチェックが行われており、弁護士は脇のドアから入れてもらっていた。ペットボトルに対するチェックもあったが、飲んでみせれば通れるという至極人間的な臭いのするチェックであった。
ホールには、法律書らしき本を数冊重ねた上に握手している手の彫像が飾ってあったが、正義の女神像は見あたらなかった。
法廷は簡素な、しかし新しくきれいな部屋で、日本の法廷と大体似た構造だった。
(つづく)
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