LS:司法試験合格者数の推移
ボツネタでも取り上げられていたが、3000人合格へ向けて新司法試験合格者数を計画的に増やしていく方針は、今後も変わらないようだ。
日経新聞サイト:新司法試験、08年の合格者数見通しは2100—2500人
司法試験委員会は22日、法科大学院の修了者を対象とした2008年以降の新司法試験合格者数の見通しを発表した。08年は2100—2500人、09年は2500—2900人、10年は2900—3000人を合格者数の目安とする。
政府が01年にまとめた司法制度改革審議会の意見書は10年の合格者数について「3000人の達成を目指す」と明記。今回の決定は意見書の提言に沿った形となった。
旧司法試験は08年約200人、09年約100人、10年100人未満とすることも決まった。(23:08)
この幅のある数字の内、上限となるのか下限となるのかは、依然として受験生の答案レベルにより左右するということであろう。
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コメント
採点者から見れば,いつの時代でも,下3分2くらいは,箸にも棒にもかからないレベルなのでは?そうだとすれば,「受験生の答案レベルにより左右するということであろう」とは言えなさそう。
投稿: kissless | 2007/06/24 08:54
ロースクール卒業生の場合、その分岐点が3分の2なのか、3分の1なのかが見えていないので、幅を持たせているわけです。
投稿: 町村 | 2007/06/24 10:51
法科大学院の先生方が法科大学院を卒業して法曹資格を取得した方々の就職先をどれほど開拓できるのかにもかかってくるような気がします。
投稿: 小倉秀夫 | 2007/06/24 11:29