新版注釈民法(13)補訂版
完結もしていないのにもう補訂か、というつっこみはなしとして、電子商取引に関する松本先生の解説がまとまっていて参考になる。
900頁少々の大部な本だが、最初の条文512条のコンメンタールが始まるのが既に424頁と、ほぼ半分。
そこまでは長大な契約法序説と契約成立の前注である。
356頁の契約法序説は、それだけでも立派な論文集といえるかもしれない。いわゆる論文ではないのだが。
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コメント
完結する前に債権法は全面改正?
投稿: kissless | 2007/06/07 21:25
注釈民法は読み物としておもしろい部分がありますね。受験勉強としては有害かもしれませんが。生命倫理関係では注釈民法が最先端だった時期がけっこうありました。
投稿: madi | 2007/06/08 00:54
注釈民法は読み物としておもしろい部分がありますね。受験勉強としては有害かもしれませんが。生命倫理関係では注釈民法が最先端だった時期がけっこうありました。
投稿: madi | 2007/06/08 00:55