petit-terrorist小樽市長宅に投石
小なりといえども、政治家に対する暴力でいうことを聞かせようとする事件だ。
小樽市長宅に投石 男を逮捕
市長は出張中で、奥さんが一人留守を守っているところに男がやってきて、投石や玄関ドアを蹴るなどの乱暴を働いたということである。
お気の毒な話だが、だからといって小樽市に居住したり訪問したりする人全員にDNA検体の提出を義務づけて、行動監視カメラを辻々に設置して見張るということをしない小樽市や道警小樽署(?)が、被害者に泣き寝入りを強いているといって非難されたりはしない。
それはこれまでの常識だったはずだ。
しかし、昨今の監視カメラ普及状況や、今朝の日経で報じられていたようなDNA鑑定による捜査の拡大とそれに対する依存傾向を思うと、上記のような非難を真面目に言い出す人が現れないとも限らない。
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コメント
昔はこんなことするのは近所の悪ガキども、つまり子供のいたずらだった気がするが、いやはや情けない。
> だからといって小樽市に居住したり訪問したりする人全員にDNA検体の提出を義務づけて、行動監視カメラを辻々に設置して見張る
こんな社会になったら怖いですね。
投稿: bengoshi_kowai | 2007/05/23 00:48
おとなりの中国でも実名強制監視社会の実行は見送ったようです。
ブログ実名登録、義務化見送り=反対多く「奨励」に-中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070523-00000094-jij-int
【北京23日時事】中国インターネット協会は23日までに、ブログサービス提供に関するガイドラインをまとめた「自律公約」草案を公表、この中でブログの実名登録を「奨励」するとした。中国当局はブログを通じた中傷や不都合な情報の流布を防ぐ目的で実名制確立を目指しているが、反対論が多いため実名登録の「義務化」は当面見送った格好だ。
投稿: 通行中 | 2007/05/23 16:35