news:通信傍受、2006年は9件実施
通信傍受法に基づいて、すべて覚醒剤取締法違反の容疑で、すべて携帯電話の通信傍受を実施し、計27名を逮捕した。16日の閣議で法務大臣が報告した。
悪者が捕まることは結構なことだが、一方では「うち1件は8日間で計44回の通話を傍受したが、傍受令状記載の容疑事実に関する通話がなかった。容疑事実関連の通話が確認されなかったのは初めてという。」と報じられている。
容疑事実と関係ない通話が聞かれていたという現実、そして被疑者の相手方通話者には一切知らされないということも思い出してみると、私の電話通話も、あなたの電話通話も、聞かれていたとしてもおかしくはない。
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コメント
諸外国の通信傍受令状件数と比較すると、2桁から3桁は少ない数値です。
それだけ日本が人権保障に厚いと見るのか、実施要件を厳格に定めたため、使い勝手が悪い捜査技法となったのか、関係警察官のコメントがあれば真相が判明するのですが。
投稿: ハスカップ | 2007/02/20 01:18
これでも前年より倍増に近い件数ということで、捜査手法として定着してきたというコメントが元記事にはありました。
投稿: 町村 | 2007/02/20 08:48