« wifiが不安定 | トップページ | Cour d’Assise フランスの裁判員裁判 »

2007/01/07

velo温暖化対策

地球温暖化対策に、温室効果ガスの低減を本気になって進めようとすれば、エネルギー消費を押さえ込まなければならないことは明白だ。
Lyonでは、町の至る所にvelo station(共用の自転車ステーション)が設置されている。

Velostation
あらかじめ登録した人は、登録証をかざすと、鍵が外れて乗っていくことができる。
最初の30分以内にどこかのステーションに返却すれば、無料であり、それ以降は時間とともに料金がかかる。
各自転車には、チェーンキーやライトも完備しており、天気の良い日は結構乗られている。
各ステーションでは、周辺の空き状況も表示されるので、一つのところで全部借りられていても、別のところを探せる仕組みだ。

これに加え、数年前にはトラムをLyon市内に新規に建設し、現在は3路線に増えている。建設コストという点では地下鉄より極めて安いだろうから、新規路線は地上電車ということのようだ。
Tramway
名古屋市の、赤字となることが明々白々なのに作り続ける新交通システムを思うと、納税者としても何とかならんものかと思う。
もちろん、車社会にとっては、道を占領するトラムは邪魔者なのだが、地球温暖化防止等のために排気ガスを減らす努力をするかどうかという選択の問題である。ちなみに、リヨンは昔からトロリーバスも盛んに使われており、今回来てみたら、その車体も新型となっていた。

|

« wifiが不安定 | トップページ | Cour d’Assise フランスの裁判員裁判 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

リヨンで貸し自転車ですか?!
パリではとても怖くて市内を自転車で走るなどということは出来ませんでした。
ということを来日したフランス人に話したら
「日本は歩道を走る自転車が怖いじゃないか」と言われました。

自転車=車道を走るもの、と考えるのが一般的なのか?
自転車=どこでも走れるやん!という発想は日本だけ?

滞在中の中国では如何でしょう。

投稿: ben_kowa | 2007/06/30 03:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: velo温暖化対策:

« wifiが不安定 | トップページ | Cour d’Assise フランスの裁判員裁判 »