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2007/01/24

blogに受刑者ルポ

ちょっと旧聞になってしまったが、
看守部長、ブログに受刑者情報書き込み−徳島刑務所
「看守部長は昨年1月ごろから、自分のブログに刑務所で体験したことや受刑者2人の経歴、受刑態度などを書き込み、インターネットで誰でも見られる状態にした。受刑者1人は実名が出ていたという。」

なにをかいわんや、としかいいようがないが、そう言うことをしたくなる誘惑に駆られることは認められる。
実際、組織の内幕ものとか、外から見えにくいところを表に出すことは、普通の人々が情報発信をゲリラ的にすることで次第に多くなっていくだろうし、それが次第に風通しの良い社会作りに寄与していくことも考えられる。
ただし、限度はわきまえなければならない。守秘義務、あるいは職務上知り得た他人の秘密やプライバシーを暴くことのない限度で、しかし希少性のある情報を明るみに出していくという微妙なバランスが求められている。

現在は、どちらかというと慎重になりすぎているのが全体傾向かもしれない。
JCASTニュースの記事参照

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