マライア・キャリーvsメアリー・キャリー
ニフティ経由のロイターニュースによれば、マライア・キャリーがメアリー・キャリーという名のポルノ女優に対して、似たような名前を使うなという要求を突きつけた。
記事によれば、この芸名を歌唱や音楽パフォーマンスでは使用せず、成人向けエンターテインメントの場合のみ、使用することを要求しているということである。
ということは、メアリー・キャリーさんは単にポルノ女優というだけでない、歌も歌っているということであろうか。
日本でも、普通の芸能人の芸名に酷似した、というかパロったとかモジったとかパクったとかいうべき芸名のポルノ系の方々が沢山いる。こういうのは、誤認混同を利用して少しでも売れるようにという目的よりは、ある種のおあそびなのだろう。
とはいえ、我慢ならんということはありうるし、ポリューションということもあるので、やはり不正競争行為の可能性はありうる。
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コメント
日本の場合は、周知性が認められないような女優が多かったりするかもしれませんね。
投稿: こう | 2006/12/09 23:22
そういや神田うのが「神田うの」という商標をとられたといって激怒していたらしい。
投稿: 町村 | 2006/12/10 00:37
ああ、確かに、そんな記事を見ました。
この前、「長島茂雄」は一般名称か何かで、登録できない?或いは同姓同名の人の同意を取らないといけない?とかいう話を授業で聞いたのですが、多分「神田うの」の商標は登録できないと思われます。
投稿: こう | 2006/12/10 02:17
マライヤ キャリーの妹は、コールガールだとゴシップ誌に書いてあったような記憶があります。
投稿: koneko04 | 2006/12/10 05:46
「匿名の卑怯者」「ネットイナゴ」「粘着君」「臆病系ブロガー」……で商標登録すれば、弁護士先生から商標使用権を取り立てて大もうけできるかも知れません。
投稿: 通行人 | 2006/12/12 00:57
のまネコ問題の時にもコメントしたような気がするのですが、「商標としての使用」でなければ商標権侵害にはならないのです。
匿名の陰に隠れて執拗に他人に嫌がらせを行う人物のことを「匿名の卑怯者」と名付けた上でこの種の人物に関する論説を行うという場合には、「匿名の卑怯者」との語は商標として使用されているわけではありませんので、誰かが「匿名の卑怯者」という標章について商標登録をしたとしても、上記のような使用は商標権侵害とはなりません。
投稿: 小倉秀夫 | 2006/12/12 19:59
×匿名の陰に隠れて執拗に他人に嫌がらせを行う人物
○匿名の陰に隠れて執拗に他人に嫌がらせを行う想像上の人物
そういうことにしておかないと個人を証明せずに出張放火を続ける「小倉秀夫」も「匿名の卑怯者」になってしまいますよ。
投稿: 菅理 徹 | 2006/12/12 21:45
1970年代に人気のあった原悦子って、原節子のもじりだった
んですね。原節子の切手が10月にでていたのをおもいだしました。
投稿: 岡本哲 | 2006/12/13 00:42
新田恵利のパチモンの新田恵美なんか、本家より歌が上手かったですよ。
投稿: ak | 2006/12/13 02:39
DEEPSは、SPEEDのスペルを逆綴りにしたグループ名だったとか。
どちらも中高生のグループでオジサンには区別がつかなかったような。
投稿: ハスカップ | 2006/12/13 07:46
>この種の人物に関する論説を行うという場合には、「匿名の卑怯者」との語は商標として使用されているわけではありません
でも「匿名の卑怯者」は、「論説」に名を借りた弁護士小倉秀夫の商標としての使用(宣伝広告営業活動)じゃないですか(笑)。少なくとも客観的には。
投稿: 通行人 | 2006/12/13 10:36