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2006/12/17

ehomes:藤田社長の本

きっこのブログ藤田東吾氏の新刊本「月に響く笛 耐震偽装」の紹介とともに、藤田氏の声明文が転載されていた。

「※上記の文章は、藤田社長から「転載自由」と言われていますので、藤田社長の活動に共感した人は、ご自分のブログなどにどんどん転載してください(きっこ)」とあるので、転載しようと思ったのだが、チキンな私は少し遠慮した。

転載して良いというし、転載したくなるような興味深い内容なのだ。
特に文藝春秋が一旦は格好いいこといって出版を引受ながら、11月になって、「アパグループのマンション偽装問題」の部分を削除しなければ出版できないということになったくだりなどは、この脱力感を人にも伝えたいと思うのであった。
しかし、藤田氏がいうところの「耐震偽装事件」を引き起こし、拡大させ、国民を混乱に陥れた最大の主犯が実名で書かれているのだが、そのように決めつける材料を私は持っていない。そうだとすると、その主犯であるということについて真実または真実と考えるについて相当の理由があるともないとも、私は言えない。
故に、チキンな私には転載はできないのだ。

興味ある方は、是非とも上記のリンクで原文をごらん頂き、また「月に響く笛 耐震偽装」をお読みいただきたい。
私も、それを読んでから考えることにする。

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コメント

>真実または真実と考えるについて相当の理由があるともないとも、私は言えない。
>故に、チキンな私には転載はできないのだ。
チキンではなくて冷静な御判断だと思います。

>「転載自由」
世界の中心で左右をヲチするノケモノ - 『チェーン・テクスト』が流行っております
http://d.hatena.ne.jp/plummet/20061002/p2
にて羅列されている害の幾つかが懸念されますね。
・情報の検証性が消されている
・情報の正確性が保証されない
・最悪の問題として、プロパガンダに悪用される懸念がある

ある一定の評価を得ている著名人が転載する事、その事実によって
結果的に、その著名人の信用度を借りた形で情報信頼度の偽装が
(転載した当人が意図せずとも)生じてしまうのではないでしょうか?

投稿: 失礼します | 2006/12/18 22:54

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