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2006/12/08

Book:サンキュー、ジーヴス

森村たまきさんの翻訳によるシリーズ第6弾、ジーヴスがついにバンジョレレに愛想を尽かして辞表提出というところから始まる。

さて、ウッドハウスという著者は1881年生まれというから、日本でいうなら明治生まれの方だ。もちろん今は鬼籍にある。
訳者の森村たまきさんは、法哲学者でリバタリアンの森村進先生のおつれあいであり、刑事法専攻の研究者でもある。ただし、この訳書は刑事法とは関係ない。というか法学とは関係ない。

楽しんで読める本である。

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コメント

はじめまして。Hernaniと申します。
ウッドハウス好きで、いろいろなサイトを見ているうちに、こちらに参りました。
現在拙サイトで、150作品以上訳されているウッドハウス作品の読破に挑戦中なのですが、
彼の作品には、裁判のシーンや法律に関する話がしばしば出てきます。
もちろん、内容は専門的なものではありませんが、その辺りが法学関係を生業とされている方にも支持されている理由のひとつかもしれません。
また、プロットがしっかりしているため、単なるユーモア文学の域を超え、理詰めでストーリーに破綻のないところもうけているのではないでしょうか。
その卓越した筆力から、ウッドハウスは、日本でもっともっと読まれるべき作家だと思います。

投稿: Hernani | 2006/12/13 21:06

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