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2006/11/09

lanque:敬語の指針案パブコメ募集

文化庁は敬語の指針案にパブリックコメントを求めている。
http://www.bunka.go.jp/pr_fr1.html

案の具体的内容(PDF)
少し前に、謙譲語Iとか謙譲語IIとか細分化してわかりにくいという批判を浴びた例の案だが、堂々とパブリックコメントに付すことにしたらしい。

しかしなかなかいいことも書いてある。
例えば方言における敬語表現は、標準化はできないとしつつ、その多様性を尊重し将来にわたって大切にしていこうとしているとか、世代による違いや性別による違いも、以下のように述べて、その多様性を尊重する姿勢を示している。
「世代や性によって敬語の使い方や考え方に違いがあることについては,一つ一つの言葉遣いを敬語使用の現状や現代の規範に照らして,吟味しながら受け止める姿勢が必要である。同時に,敬語を,世代や性による画一的な枠組みによるのではなく,「自己表現」として選ぶという姿勢や工夫も必要である。」

なかなかの卓見と言える。

ネットやメールのコミュニケーションにおける敬語表現についても、一定の見解を出しているところなど、よく考えられているという気がする。

しかし、後半のQ&Aのような部分については疑問が多い。
先生は立てるべき存在の典型として、また弟は立てるべきでない存在の典型として用いられているのだが、ステレオタイプというべきだ。
また、敬語表現の問題というよりも人間関係の問題が語られているように見受けられるところもある。

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