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2006/11/18

china:南京(2)

南京二日目。
今日は南京師範大学法学院にて、講演である。

私の持ち場では、日本の司法権の独立・裁判官の独立という話であり、要するに最近少しマシになってきたけど、まだまだ問題が残されているという趣旨の話だ。

また講演とは別に、中国の民事訴訟法の研究者と意見交換する機会があり、人事訴訟手続の改革について質問された。とりわけ職権探知が拡充したのかというので、聞いてみると、家裁調査官の関与のことであった。
家裁調査官の関与が許されるのは、訴訟事項以外だということを説明するのは骨である。

このほか、しばしば裁判員制度についての質問を受ける。中国によく知られているのだろうか?
陪審とは違うのかという話から、裁判官と裁判員との関係などについても説明を求められ、あまり悲観的に過ぎることに終始するわけにも行かず、苦労する。

それにしても、中国の車の運転は、極めて乱暴であり、無傷でホテルに帰ってきたのが奇跡のようだ。クラクションを鳴らして人も他車もどかして走る。そのくせ、フランスのようにバンパーをぶつけて他車の隙間に駐車するということはしないようだ。
それから、中国人との宴会は乾杯攻撃を覚悟しなければならないので大変だ。酒を飲むたびに、同席の人と乾杯して底を見せるのだから。こうした習慣があるとは知らなかった。
たばこ天国だし、一緒に飲んでいる人同士、たばこをあげ合う(それもテーブルの反対側から投げる)のも珍しい光景。なにやらたばこを断るのにバツの悪い思いすらする。

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コメント

私が上海出張したときはあんまりそんなことはなかったですね。
日本並みというか、ビールいっぱいで切り抜けた←酒飲むと寝る

聞くところによると、北京人のほうは荒っぽい、上海人温厚ということなので(地元びいきはあるだろうけれど)、地方差はあるのかもしれません。


車の運転は南京も一緒のようですが……orz

投稿: サスケット | 2006/11/19 01:01

池内さんのブログが炎上してる件に関して何かコメントはありますか?

投稿: GOGO | 2006/11/20 23:46

サスケットさん、上海では確かにそのようなことはなかったので、聞いてみたところ、田舎の風習だとのことでした。
むしろ都会が例外なのかもしれません。

中国人がよその地域を評するのに結構偏見丸出しで酷いことをいうのは、聞いていて面白くもあります。

投稿: 町村 | 2006/11/21 18:12

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