「France語は数が数えられない言語」発言は都の代表者としての発言だそうな!
アホはどこまでいってもアホというタイトルで、このブログで紹介した石原都知事のトンデモ発言と、その後の責任追及訴訟だが、原告団のメールによれば、石原都知事の発言の位置づけをめぐって態度を豹変させたという。
「フランス語は数を勘定できない言葉で、国際語として失格」などという発言について、10月27日の弁論で突然、「公務員たる都知事としての職務を行うにあたってなされたもの」と、主張を「訂正」したそうである。
従来は「これは個人としての発言である」と明言し、書面でも「都政とは全く関係のない事柄で個人的発言」と明記していたところ、今回の豹変で、裁判所も原告も呆れているところだ。
さてここで問題。
この石原氏の発言位置づけをめぐる主張の変更は、自白の撤回に当たるのか?
また、かりにこの主張の変更が認められたとすると、訴訟にどのような影響があるだろうか?
ちなみに原告は石原氏個人の不法行為責任を追及している。
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それはともかく、東京都民の皆さん、あなた達の代表者が職務として「フランス語は数を勘定できない言葉で、国際語として失格」と発言したことについては、どうお考えだろうか?
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コメント
都民としては,こんな非文化人の扇動する「オペラの森」などは,見たくもないですね。出演する小澤征爾やリッカルド・ムーティーには何の恨みもありませんが。寄せ集めオケ商法はともかく。
というか,こんな非文化人と関わってるから,小澤は帯状疱疹で長期休養を余儀なくされ,ムーティーは突然スカラを離れるという不運に見舞われたのかもしれないという,非科学的なことまでいってやれ(笑)。
二人にとって不運ではなくて幸運だろうというつっこみは,職権で却下(^_^;)。
投稿: h | 2006/10/31 17:12
これほどのアホが首都の顔であることは国の恥ではないのかと、日頃「愛国」だのといった言葉に顔を顰める私でも思います。
また、都民として実に恥ずかしいかぎりですね。棄権でももちろん彼に投票してもおらず、常に彼以外に投票してきたことを誇りとしたい気分です。
さて、どこぞの文壇とやらではこういった非文化的な発言をする人が会員であることに何か意見がでないだろうかと興味深く思っています。
投稿: SatoRue | 2006/10/31 22:25